Cisco Aironet のファームウェアアップデート(Mobility Express)

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今回初めてCiscoの無線LANアクセスポイントを設置することになりました。
機種は「Aironet 1852」です。


「Mobility Express」機能を利用し、APだけで無線LANコントローラを実装できる優れものです。

 ■Cisco Mobility Express 8.4 セットアップガイド

同セグメント内での利用に限られますが、DHCPサーバーさえあれば簡単に設定を行うことができました。


設定も終わりファームウェアを最新にあげようと思ったのですが…、アップロードは100%までいくものの「Transfer Failed!」の表示であげることができません。


ネットを調べてみるとHTTP方式で上手くアップデートできないようです。

 ■Cisco Aironet 2800シリーズ Mobility Expressのバージョンを8.5から8.8にアップデートしてみた – komeの備忘録 (komee.org)


バージョンは「8.5.140.0」から「8.10.142.0」へのアップデートですが、TFTP方式でやってみたところ正常にアップデートが完了しました。


やり方はこちらを参考にしました。

 ■Mobility Express 管理設定 – Cisco Community


tftpdはこちらから。

 ■TFTP server (jounin.net)
※portable edition がおすすめ。


PCやウイルス対策ソフトのファイアウォールはトラブル回避のため無効にして臨みましょう。


ファイルパスが合っていれば「今すぐアップデート」を実行した瞬間に、tftpdが動き出すはずです。



Windows10 Proをtftpサーバにしましたが、5台ずつしかアップロードが行われませんでした。1000BASEの有線LANで行いましたが、5台1セットのアップロードに5分程と結構時間がかかります。全台のアップロードが終わると再起動してアップデート完了です。


HTTP方式でエラーが出る方はお試しください。

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